六合村は2010年に中之条町と合併しましたが、群馬では東吾妻町、中之条町、長野原町、草津町と接し、長野県の高山村、山ノ内町、栄村、また新潟県の湯沢町と接している山村です。
志賀草津道路の渋峠の先に日本国道最高地点が有りますが、此方も六合村(現中之条町)です。
ちなみに
六合と書いて『くに』と読みます。
この地域にも名湯が湧いています。2007年から2010年に掛けて群馬県前橋市に住んでいた私はその当時休みとなれば群馬県内中心に湯巡りに勤しんでいたのですが、行こう行こうと思いつつ行けないでいた温泉が旧六合村に二湯あり、今回はそちらを訪ねてみました。
10/1の夜19時半過ぎに仕事を終え、R16、R407、R17(上武道路)、そこからR353、R145バイパスを通り、道の駅八ッ場ふるさと館の辺りからR292に入り道の駅六合へ。
途中コンビニに入りましたが夜12時位で気温は10度。
結構な冷え込みに温かいコーヒーを買いました(^^;)。
やはり冬は雪深い土地です。
しかし温泉に入るには良い季節になりました(*´▽`*)。
道の駅六合で仮眠。
日が昇り始めた頃に尻焼の川風呂に向かいました(^o^)/。
R292からR405に分岐して野反湖方面へ。
途中花敷温泉方面に左折して花敷温泉から奥に入ると尻焼温泉です。
朝6時前、気温は6度まで下がりました。
尻焼の川風呂は前橋に住んでいた10年以上前にもかなり行きましたし、昨年7月にこのブログを書き始めてからも数度行っていてブログに書いております。
それ位お気に入りなのです(^-^)。
この時間にしては車が多かったです。GOTOキャンペーンの影響でしょうか?川風呂に行くと人は居ませんでしたが。
冷え込んだことも有り、橋の上から川風呂の方を見ると湯けむりが立ち上っているのがハッキリ分かりました(^-^)。
川湯へ向かいます。
手前の岩風呂にも人は居ませんでした。
折からの雨で川風呂に入るのは難しいと思って来ました。なので川風呂の温度が下がっていれば此方に入るつもりでいました。
しかし川風呂に手を入れてみると嬉しい誤算でかなり温かい\(^o^)/。
そこで服を脱ぎ川風呂へGO(*^▽^*)。
自然の川で川底から源泉が湧いているので場所によって温度に差はありますが、40度近い場所も有って快適に入れました(*^▽^*)。
私は冬の早朝の尻焼の川風呂が幻想的で大好きなのですが、どの季節でも夜明け直後の時間帯が幻想的な風景を見ながら湯に浸かれるので好きです(*^-^*)。
1時間弱滞在しました。
暫くすると数名の男性がやってきました。
やはり尻焼の川風呂は最高です(*´▽`*)。
それ故にこの後向かう二湯に今まで足を運べないでいたのです(^^;)。
次に向かった先は『京塚温泉しゃくなげの湯』です。
元々は地元の方の為の共同湯でしたが2007年に一般にも開放されたようです。
此方も加温加水消毒無しの源泉掛け流しです。
とある群馬紹介サイトに営業時間が朝7:00からと出ていたので7時少し過ぎた時間に豆腐屋さんへ。
しかし店先には準備中の札が。。。
このお豆腐屋さんで温泉利用料金の500円を支払ってお風呂の鍵を借りる方式なのですが困りました(^^;)。
この先の宿屋さん『くじら屋さん』でも同様に料金を支払って鍵が借りられるようなのでくじら屋さんへ。
立派な宿屋さんです(^-^)。
玄関で呼び鈴を鳴らすとご主人が出ていらしたので京塚温泉に入りたい旨を告げると
『お客様ご存じなかったのかも知れませんが10時からなんです。折角いらしたので鍵をお貸ししますが。あと昨日工事が入っていて休業していたのですが温泉のオーナーからは1日で終わると聞いていましたので大丈夫だと思います。もし入れなかったら500円お返ししますので仰ってください。お出になったら此方に鍵をお戻し下さい。おおむね1時間くらいまででお願いします。』と(^^;)。
ご主人が良い方だったので良かったものの3時間待たねばならないところでした(^^ゞ。まぁ尻焼でノンビリすればいいんですが。
目出度く鍵を借りて橋を渡って温泉へ。
時間を間違えたお陰で間違いなく独泉です(^^ゞ。
それにしても名前も電話番号も聞かれなかったのですが、過去に間違って鍵を持って帰ってしまった人は居ないのでしょうか(^^ゞ??
この看板を左に入ると老人ホームが有り、その先に塀に囲まれた露天風呂と駐車スペースが現れます。
老人ホーム辺りで犬の散歩をしていたお婆ちゃんが私の方にわざわざ歩いて来て
『今日は左のお風呂は入れないので右の方に入ってね。』と教えてくれました(^-^)。
昨日の工事の影響で先ずは源泉を全て混浴に投入して混浴が入れるようになったら混浴と女性専用に源泉を分けるようです。
その後管理をしていると思しき男性がやってきて『俺もさっき入ったけど良い湯だったよ。ただまだ温いかも知れないから温かったら打たせ湯みたいにして入って。』と話しかけてくれたので、『時間間違えちゃって。』と言ったら『時間は問題ないから。』という神対応(^-^)。
この集落の皆さんとても温かいです(*^▽^*)。
この方にトイレは無いかと尋ねると
板戸を開けてくれました(^^;)。綺麗だし洗浄機付きですが水を流すコックが壊れているのでタンクに吊ってある針金を持ち上げて水を流すようです(^^ゞ。
出来ればトイレは道の駅六合で済ませてきましょう。
露天風呂の隣には地域住民専用のお風呂が有り地域の方が持ち回りで清掃や管理をしているようでした。
右のポストに入浴券を入れて鍵を開けて京塚温泉しゃくなげの湯とご対面(*´▽`*)。
結構な広さの露天風呂です。
扉を開けて右手に脱衣所が、左手に洗い場が有ります。
プラスチックの波板で作られた屋根が有るのはこの2箇所のみであとは完全に露天です。
白砂川に面した方向は壁など一切なく開放的です。
紅葉シーズンや雪見風呂のシーズンは更に素晴らしい景色となる事でしょう(*´▽`*)。
源泉がドバドバ掛け流されていて温くは無かったです♪
川の景色が有名な様ですが、山側の景色もなかなか良かったです(*´▽`*)。
尻焼温泉と同じくカルシウムナトリウム硝酸塩泉ですが、此方はほのかに硫黄の香りがしました(*´▽`*)。
手作り感満載の温泉で湯もロケーションも素晴らしく、あっと言う間に1時間が経ってしまいました(^-^)。
くじら屋さんに鍵を返しに立ち寄ると女将さんが出ていらして『入れましたか?入れたなら良かったです(*´▽`*)。』と声を掛けて下さいました(^-^)。
さて、旧六合村三湯目は今朝出発した道の駅六合にある『応徳温泉くつろぎの湯』です♨。
10時からの営業ですので車中で休憩。
此方も10年以上前から加水加温消毒無しの源泉掛け流しの良泉だと情報は掴んでいたのですが中々行けないでいました(^^ゞ。
案内看板に従いスロープを降りていきます。
先ずは足湯へ。
さて入口は何処だろう?と探していると
旅館の花まめから入るのだそうです(^^ゞ。
再び上に登って花まめへ。
利用料金は400円とかなり安いです(*´▽`*)。
花まめで400円を支払いくつろぎの湯へ\(^o^)/。
玄関口には応徳温泉の説明板が有りました。
かつては高齢者センターとして利用されていた建物だそうで、コミュニティーセンターの様な佇まいです。
脱衣所には貴重品ロッカーは無いので貴重品は此方へ。
いよいよお湯とご対面(#^^#)。
浴室に入ってビックリ(^^;)。
まさかの硫黄泉(;・∀・)。
群馬県の硫黄泉はこの上に有る温泉番付東の横綱草津温泉や、さらにその上に有る硫黄含有量日本一と言われる万座温泉が有名ですが、まさか応徳温泉が硫黄泉だとは思っていませんでした(^^;)。
尻焼温泉や京塚温泉の様な無色透明のカルシウムナトリウム硝酸塩泉だとばかり思い込んでいたので本当に意外でした(^^;)。
浴室は内湯のみでこじんまりとしていますが、窓が大きくて開放感が有ります(*´▽`*)。
硫黄をシッカリ感じられるアルカリ性の湯は緑がかった濁り湯です。
温度もそう高くは無いので長湯が出来ます。
浴槽は小さめですが、それ故に湯が適度に入れ替わり鮮度の良い湯に入れます(*´▽`*)。
前橋に住んでいる時に一度でも来ていたら絶対に何度も通ったと思います。今まで来なかった事を本当に後悔しました(^^;)。
この湯が400円で楽しめるなんて\(^o^)/。
旧六合村には尻焼温泉以外にも素晴らしい温泉が有る事が良く分かりました(*´▽`*)。
ランキングに参加しております。バナーをクリックして頂けると励みになります<m(__)m>