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昇魂の碑
日航機の航空券、今も手元に=搭乗予定だった男性-墜落10年目に慰霊登山
今年で日航123便墜落事故から34年目になります。
私は2度程御巣鷹の尾根に慰霊登山しました。
肉親や友人に搭乗者が居たというわけではなく、と言って物見遊山的な登山でもなく、自分がこういった悲しみの当事者になる可能性もあったと思うと他人事とは思えなかったのです。
当時私は高校1年生で、部活の夏季合宿で越後湯沢に居ました。朝刊で事故を知り、母が大阪に出張が有った事を思い出して慌てて自宅に電話しました。
幸い母の出張はその日ではなく移動も新幹線でしたが、母が電話に出るまで気が気ではなかったのを今でもはっきり覚えています。
合宿が終わって帰る時、群馬藤岡付近を八高線で通過する際上空に多数のヘリコプターが飛んでいました。
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御巣鷹の尾根 登山道
今では墜落現場近くまで車で上がれますが、それでも登りはキツクてご高齢のご遺族にとって慰霊登山は過酷だと思います。
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X岩(機首が墜落した地点)
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今も残る傷跡
あのような惨劇が二度と繰り返されない事を切に祈ります。