2019 7/24~7/25 硫黄泉を求めてその2

2019 7/24~7/25 硫黄泉を求めてその1

那須に行ったら一度立ち寄りたいと思っていた温泉が有ります。

はじめはテレビで見て知ったのですが、温泉好きな友人からもその話は聞いていました。那須湯本でナビに『老松温泉』と入れると余りの近さに驚き指示通り移動すると『小鹿の湯』近辺に着きました。

車からおりて周辺を散策しましたがそれらしき建物はなく、ネットで調べなおすと道が1本違ってました(+_+)。ナビのバカ(-_-メ)。

老松温泉看板1

大きな通りから入る入口に看板が立っており、車が駐車してあるので此処に車を置いて徒歩なのだと判断し、此処から歩き出しましたが一向に旅館らしき建物は見えてきません。住宅が続いたかと思えば物凄い廃墟があったりで、此処で再度ネットで確認しました。

どうやらまだ先の様です。しかも駐車場もさっき置いた所ではなく、この先の様でした。

老松温泉看板2

老松温泉看板3

どうにかこうにか旅館らしき建物が見えてきました。ネットが無ければ恐らく私は諦めて引き返していたと思います(^^;)。

老松温泉正面

出入り口には日帰り入浴の案内が出ていますが人がいる気配はありません。

後ろを振り返りお向かいの民家を見ると受付と書いてあり男性がテレビを見ながら煙草をふかしていました。

「日帰り入浴はやっていますか?」「やってるよ。今見てた建物進むとあるから。500円。」「車をずっと下に置いて来ちゃいましたが上に持ってきた方が良いですか?」「だいじょうぶだろ。」というやり取りをして館内へ。

老松温泉館内1

老松温泉館内2

確かに薄暗くて怖いですが噂に聞いた程崩れ掛けているという印象はなかったです。

老松温泉浴室入口

老松温泉浴室1

老松温泉浴室2

老松温泉浴室3

老松温泉浴室4

脱衣所も浴室も照明を点けても薄暗く、2つ有る内の1つしか浴槽は使われていませんでしたが、先程入った『鹿の湯』とは全く違う青み掛かったグレーの湯がなみなみと注がれていました(*^。^*)。

源泉コックを開けると結構な量の源泉が出てきます。カップで飲むと酸味は全くありませんでした。見た目とは違い刺激の多くない優しい湯触りのお湯でした。

湯から上がりお向かいのご主人に「良いお湯でした。ありがとうございました。」と声を掛けると、ご主人は受付の時と表情がガラッと変わり「ウチは湯だけはいいんだよ。」と満面の笑みで「那須は97%以上酸性の湯だけどウチは違う。肌の弱い人でも入れる。ウチの湯にはマンガンが豊富に含まれていて飲むと糖尿の人は数値が下がるんだ。あとミョウバンも含まれている。今は青白い色をしてるけど朝の入れたては透明なんだ。」と色々教えて下さりました(*^^)v。

そして「ありがとうございました。またどうぞ起こし下さいm(__)m。」と受付時とは別人のように丁寧に送り出して下さいました(*´▽`*)。

老松温泉お向かい

テレビだと面白おかしく演出するので『廃墟巡り』みたいな感覚で怖いもの見たさで訪れる人達も多いのかも知れません。

しかし、宿泊をずっと前に辞めて廃業する意思もあるのに、日帰り入浴の営業を続けているのはご主人の『湯に対する自信と誇り』なのではないかと感じました。

是非『温泉の好きな方』に体験して頂きたいとお勧めしたい『名湯』でした(*^-^*)。

※現在老松温泉は日帰り入浴も終了したそうです。

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