私の愛車は今年で7年目になるトヨタカローラフィールダーハイブリッドです。
新車で買いました。
確か発売後割と直ぐに契約して納車まで3ヶ月程待ちました。
このブログを読んで下さっている方ならご存じだと思いますが、私の趣味は温泉巡りとボウリングで、移動はほぼ100パーセント車です。
毎日の通勤も車ですので年間の走行距離は2万キロ以上になり、新車購入から14万キロ程走っています。
今まで事故で修理に出したことは有りましたが、故障という故障は有りません。
何故この車を購入したかというと、新車購入金額が高くてもランニングコストを低く抑えたいと言う思いが強かったからです。
実際走行距離14万キロを超えた今でも地方の一般道を走るとリッター25キロ程の燃費は普通に出ますし、回生ブレーキのお陰で未だにブレーキパットの交換も1度もしていません。
今まで定期点検や車検で交換した部品と言えば、ワイパーゴム、エアコンフィルター、補助バッテリー(1回)、タイヤ、エンジンオイル、オイルフィルター位なものです。
購入の際現在お世話になっている車屋さんの『2代目プリウスに乗っているお客様ですが、36万キロ乗っていらっしゃいますが未だに現役です。』という話や、以前お世話になっていた車屋さんの『トヨタのハイブリッドシステムの故障の話は聞いた事が無い。』という話もこの車を買う大きな後押しになり、今までその思惑の通りに来ていました。
が!!
予期せぬ事態が8/15の夜に発生いたしました(゚Д゚;)!!
この形式のカローラフィールダーハイブリッドにはタコメーターが付いています。
モーターだけではパワーが足りない時や走行用のメインバッテリーの電気が足りなくなるとエンジンが掛かり、タコメーターも針が動くわけですが、電気がバッテリーに溜まり急な上り坂で無い道路を時速約60キロ以下で走行する場合はエンジンが止まってモーターのみのEV走行をします。
タコメーターの針は0を指してEVのインジケーターが付き、電気自動車の様に走るのです。
エンジンの動くタイミングなどはエネルギー効率が最適になるようにコンピューター制御されています。
それが全くEV走行にならずに絶えずエンジンが動いている事態に陥ったのです(;´Д`)。
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インフォメーションパネルのEV走行の割合はみるみる0パーセントに近付き、通常ならリッター25キロは最低でも出る条件下でリッター15キロ以下に落ちました(◎_◎;)。
インフォメーションパネルの表示を切り替えてバッテリーの電気残量をみると8目盛り程充電されている。それでもエンジンは切れずにEV走行にならない(・_・;)。
途中コンビニの駐車場に入りスイッチを1度切ってから入れなおしても駄目(+o+)。
タコメーターは1000回転位を指し続け、アクセルを踏むといつもはそこまで回らない3000回転位まで回るもののパワーはいつもより弱い。。。。。
帰宅後ネットでこの現象について調べましたが同じ様な事例は殆ど見つからず。。。。。
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唯一見つかったのは『エンジンに空気を送るスロットルボディーを洗浄する事で改善した。』という2代目プリウスに乗っている方のブログでした。
他に対処法が見つからないので翌日この方法を試そうと思い仮眠しました。
翌朝自宅から2キロ程の場所に有る墓地に墓参りに行くとEV走行に切り替わりました。。。
昨日の現象は一時的な物だったのかと思い、元々予約していた用事を済ませる為に立川に向かいました。
しかしホッとしたのも束の間、途中で昨晩と同じ様にEV走行に切り替わらなくなり目的場所に着いてからこの車を買った車屋さん(ディーラーではなく整備工場)に電話しました(-_-;)。
状況を伝えてスロットルボディーの洗浄の費用と本日(8/16)作業可能か聞いてみると費用は5000円程で直ぐに出来るとの事♪
更にスロットルボディーはアイドリングをつかさどる場所なので関係あるかも知れないという車屋さんの言葉に期待しました(*´▽`*)。
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2時間程立川で用事を済ませ自宅近くに有る車屋さんに向かいました。
道中EV走行に切り替わるものの燃費は12~13キロで通常の半分ほど。
スロットルボディーの洗浄は思いの外早く終わり、取り付け場所も比較的簡単な所に有ったとの事で費用も3000円以下で上がりました(*^▽^*)。
しかし、状況は改善せず(;´Д`)。
燃費はリッター10キロにまで落ちました(◎_◎;)。
※これはおそらく気温が更に上がったからだと思います。スロットルボディーを洗浄したせいではないと思います。
再度車屋さんに電話するとメーカーに持ち込まないと原因が分からないがお盆明けで代車が手配付かず月末まで待って欲しいとの事(;´Д`)。
事情は分かりますが不安は募るばかり。車通勤の私はこの車が工場に入庫する前に動かなくなっては困るのです(+_+)。
困っていても事態は改善しないので数日前から約束していた用事を済ませる為に夕方所沢へ。
やはりエンジン主導でEV運転には切り替わらずパワーも乏しい状態です。
しかしハイブリッドシステムが全く作動していない訳では有りません。トヨタ式のハイブリッドシステムはガソリンエンジン単体だけで機能する事は出来ないのだそうです。
1500CCのガソリンエンジンとモーターの組み合わせのTHS-Ⅱですが、モーターが殆ど機能しない状態では1500CCのガソリンエンジン車よりも動力性能はかなり落ちます。そして燃費もかなり落ちるのです(+o+)。
用事を済ませた帰り道、ふと有る思いが脳裏をかすめました。。。。。。
もしかしたらこれかも!!!!!
元々夕食に寄るつもりだった松屋の駐車場に着くと後部座席の足元に置いていたトノカバーと傘を退けました。
トノカバーは荷室の荷物を見えなくするためのカバーで取り外しが出来ます。車中泊する際に邪魔なので半年近く前から後部座席の足元に置いていました。
傘も同様に置き場がないのでトノカバーと並べて置いておいたのです。
カローラフィールダーハイブリッドの走行用メインバッテリーは後部座席の下に置かれています。
そして助手席の後ろの席のドア側足元にはバッテリー冷却のためのファンが設置されているのです。
何故そんな事を知っているのかというと、以前インフォメーションパネルに『バッテリー温度が上昇しています。速やかに点検して下さい。』という表示が出て、慌ててネットで検索すると、冷却ファンに埃がたまるとバッテリー温度が上昇するのでファンを清掃してコンピューターをリセットすれば解決という情報を得ていたからです。
では何故今回のトラブルとこの件が直ぐに結びつかなかったというと、インフォメーションパネルに何も出ておらず、トノカバーと傘をこの場所に置いたのも半年近く前で最近の話ではなく、また冷却ファンを塞ぐような位置では無かったからなのです。
しかし、今回はこの仮説が正解だったようです\(^o^)/。
翌朝も心配で早く目覚めたので近所の松屋に朝食を食べに行き、帰りに遠回りして帰宅。
その結果
7割EV走行で燃費23キロ(*´▽`*)。
ガソリンエンジン走行とEV走行がメリハリある切り替わりをしてモーターも元気を回復(*^▽^*)。
今回のハイブリッドシステム不調の原因の仮説です。
①後部座席の足元に置いたトノカバーと傘が空気の流れを悪化させる。
②酷暑で気温が上昇してバッテリーの温度が上がる。
③センサーがバッテリーの性能悪化であると検知する。
④モーターでの走行を極力抑えてガソリンエンジンで走行するようにコンピューターに指令が飛んだ。
という事なのではないのかと思います(^^;)。
尚、同じトヨタのハイブリッド車でも冷却ファンの位置は車種によりまちまちで、プリウスでは荷室の方に向かって付いているようです。
しかし、後部座席の足元に冷却ファンを付けたんじゃ乗員の足がファンを塞ぐことも有るでしょうに。。。。。
とにもかくにも原因が分かり良かったです(^▽^;)。
トノカバーと傘を退けただけで昼も夜も快調です。14万キロオーバーですが、条件が良ければリッター30キロ近い燃費を叩き出せます(*´▽`*)。
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また今回色々調べた結果、愛車がドアミラー不調のメーカーサービスキャンペーン該当車で有る事も分かりました(^▽^;)。怪我の功名ですね(^^;)。
気温が35度以上になるとドアミラーの開閉が出来なくなる現象が数年前から起きていたのですが、愛車の無料修理期間の延長措置が今年の10月まで(新車購入から7年)だったので見付けて良かったです(^^;)。
兎にも角にもハイテクな車は様々なセンサーやコンピューターで制御されていて、それ故に予想外のトラブルも発生します。
今回得た教訓は
メインバッテリー冷却装置の近くに物を置いてはいけない!!
同じ様なハイブリッドシステムの不具合でお困りの方のお役に立てれば幸いです。
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