一般車の入れない秘湯の温泉郷『奥鬼怒温泉郷』。2020の秋に『八丁の湯』と『加仁湯』に訪れた事はこのブログに記しておりますが(紅葉&温泉 奥鬼怒編 2020)、『日光澤温泉』が未入湯で有る事が気になっておりました。
※手白沢温泉は日帰り入浴を実施していないので致し方なし。
5/26と5/27に公休を頂いており、天気予報を確認すると『日光澤温泉』は5/26の日中は晴れと言う事で向かう事にしました♨。
5/25に仕事を終えるとその足でR16を進み春日部で新R4BPで宇都宮へ。R121から川治で県道23に入り夜の内に女夫淵駐車場へ。途中対向車との離合も難しい様な細い道路になりますが、むしろ夜中なら対向車もほぼ無いはずと考えて険しい山道を夜中に進みました。
予想通り県道23で対向車は一台のみでしたが、川俣湖から先では大きな野生のシカ6頭と遭遇、あれだけ大きいシカだと勢いよくぶつかられたら廃車も有り得るので怖かったです(^_^;)。
もっともシカの生息地にシカの活動時間である夜間にお邪魔した私が悪いのですが(;´∀`)。
無事に到着出来て良かったです(^^;)。
ナビには『女夫淵温泉』と書いて有りますが、『女夫淵温泉』は東日本大震災の影響で廃業しているので、今は駐車場やトイレ、ビジターセンターのある『一般車両の終着駅』となっています。
『加仁湯』『八丁の湯』の予約宿泊者は此処から宿の迎えのバスに乗ります。
5時頃起床し予め買っておいたコッペパンを食べて5時半位に出発。
元々の遊歩道スタート地点は今も土砂崩れの為通行出来ないので、少しだけ車道を進んでから遊歩道に入ります。
遊歩道の前半は特に段差も急で、斜度も大きい登りなので息が上がります(;・∀・)。
雨の影響で足場は良く無かったです(^^ゞ。
それでも車道より遊歩道を行く事をお薦めします。過去に2度『加仁湯』に行きましたが、一度目は往路、二度目は復路で車道を歩き、あまりの距離の長さに泣きたくなった事が有るからです(-_-;)。
前回は紅葉シーズンでしたが、今回の新緑の季節も清々しくて気持ち良かったです(*´▽`*)。
しかし雨の多い季節なので、雨の影響で何処が本来の遊歩道なのか分からなくなり、30分程迷いました(;・∀・)。
所々で倒木や落石、ぬかるみで危険を感じる事が有りました。
しかし迷った割には割合早く『八丁の湯』に到着しました。前回は『そんなに大変では無い。』と思って臨んだらなかなか到着しませんでしたが、今回は『かなりハードな道のりだ。』と思って臨んだら、逆に思いの外楽に感じる事が出来ました(´▽`*)。
今回の目的地は『日光澤温泉』なので、更に先に進みます。
程なくして『加仁湯』に到着。玄関先に無料の足湯が有ったので、足湯に浸かって休みました。
しばらく休んだ後、車道との合流点へ。
今回初めてさらに上流へ。
車が走れる道なので、歩きやすいです。
『日光澤温泉』は考えていたより『加仁湯』から近かったです。
日帰り入浴開始が9:00からなのですが、7:30位に到着したので更に先まで散策してみる事にしました。
名前は分からないのですが、滝を見付けました。それほど大きい訳では有りませんが、直ぐ近くで見られる美しい滝でした(´▽`*)。
案内板に従って先に進みましたが、吊り橋を渡った先は倒木や土砂崩れで、何処を進んで良いのか分からなかったので、元来た道を戻る事にしました。
既にこの時点で靴もズボンも泥だらけです(^^;)。
日光澤温泉に戻ると犬が2頭玄関に繋がれていて、その内1頭は女将さんに連れられて他の場所に行きました。
9:00までまだ時間が有ったので玄関前のベンチに座っていると、別の旅館に宿泊していたと思しきシニアの男性2人組がやって来ました。
その方たちのお目当ては、『日光澤温泉』で飼っているいる2頭の犬をモチーフにしたオリジナルTシャツでした。
まだ8:45位でしたので、接客を終えた女将さんに『9:00になったら日帰り入浴をお願い致します。』と告げたところ、女将さんは『もう9:00になるので良いですよ。』と快く浴室に案内して下さいました(*´▽`*)。
入浴料金の500円を女将さんに渡し、玄関でサンダルに履き替えて露天風呂へ。
女将さんは脱衣所に案内して下さり『此処で着替えて貰って、上が透明なお湯で下が濁り湯です。お帰りはご自由で結構ですので。』と告げて上に戻られました。(2か所とも混浴だそうです。)
上の透明な湯は『ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉』、下の濁り湯は『含硫黄ナトリウム塩化物泉』と言う事です(*´▽`*)。
透明な湯は炭酸水素塩泉らしい滑々した湯触りが素晴らしく、40度有るか無いかのぬるめの湯はとても気持ち良かったです(´▽`*)。
濁り湯の『含硫黄ナトリウム塩化物泉』はお隣の『加仁湯』によく似た湯で、仕切りより下は38度位のぬる湯で上は40度位の湯温ですが、上の方が硫黄の香りをしっかり感じる事が出来ました(´▽`*)。
どちらの湯も素晴らしく、湯に浸かりながら『最高だぁ\(^o^)/。』と呟いてしまいました(笑)。
こんな素晴らしい湯を今まで知らなかった事を後悔しました(^_^;)。
上がった後ご主人と少しお話ししましたが、此方に日帰り入浴でいらっしゃるお客さんは近隣の宿の宿泊者が多く、女夫淵から徒歩で入りに来る人は少数派の様です。
また宿泊者も、登山に来た方やハイカーが多い様です。
私自身『加仁湯』や『八丁の湯』に比べてやや地味目な印象を持っていましたが、湯の実力は全く引けを取らず、むしろロケーションとしては私好みですのでまた再訪したいと思いました(´▽`*)。
1時間半位独泉で『日光澤温泉』を存分に楽しみ、遊歩道経由で女夫淵の駐車場に戻りました。
往復10キロ強の道程で、人にあったのはたった一度でした(^_^;)。
5キロの山下りでまた汗をかいた私は、川俣温泉街を右折して山王林道を通り奥日光湯元温泉へ。
冬季は閉鎖になる山王林道ですが、まだ所々に残雪が有りました。
湯の湖の湖畔に温泉街が有る奥日光湯元温泉ですが、源泉地から自然湧出する熱くて湯量の豊富な源泉のお陰で、何処の宿の湯も極上の源泉掛け流し硫黄泉です(*´▽`*)。
また標高も高く療養するには最適の温泉地です(*´▽`*)。
そのお気に入りの温泉地である『奥日光湯元温泉』でも最近特に私のお気に入りが『かつら荘』です(´▽`*)。
女将さんの感じが良いのと、日帰り入浴でも『リピーター割引』が有るのが魅力です(*^▽^*)。
今日はいつもより湯の投入量が多かったのか、透明度が高く熱かったですが良いお湯でした(#^^#)。
こうして汗を流した私は金精峠を越えて群馬県沼田市に下り、17号で渋川市の『永井食堂』へ(´▽`*)。
こうして心もお腹も満足した私は、R17(上武道路)とR407で帰宅したのでした(´▽`*)。
温泉2か所入って入浴料金1,000円。交通費はオール下道でガソリン代がおおよそ3,000円でした(*´▽`*)。
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