12/7,8は連休だった為遠方の温泉に出掛けようと考えていました。
連休でないと翌日の仕事に響いてしまうので。
今回は2年ぶりに北信州の野沢温泉に行くことにしました。今回で7度目になります。
20:30位に多摩地区にある職場を出てR16からR407へ。
翌日、翌々日と仕事が休みなのと長距離を走るので夕食はガッツリいきました。
いつもの様にR407からR17バイパスで上武道路に入り、R17で新潟方面に進みます。途中道の駅『こもち』でトイレに寄り、三国峠を越えて苗場を通過。苗場辺りには路肩に雪が見えましたが路面はドライでした。
道の駅『みつまた』で2度目のトイレ休憩。こちらのトイレはとても綺麗です。
湯沢の街を越え石打でR17を左折してR353を進み十日町でR117にぶつかった所で左折。途中津南町のコンビニで翌朝の朝食を買って道の駅『信越さかえ』へ。
2年前に野沢温泉に行った時と昨年松之山温泉に行った時に此方で休憩しましたが、今回は大型車の駐車もなくとても静かでした。
予定より早く1:30頃着いて仮眠。
翌朝6:30頃目覚めて朝食を食べて野沢温泉に向けて出発。
温泉巡りに一番便利なのは中央バスターミナルの所の駐車場で私も3度利用した事が有りますが、500円と高くは無いものの有料です。
前回と今回は横落を少し下った所にある駐車場に停めました。スキーシーズン以外は無料です。
大きな荷物が無ければ温泉街の中心までの距離は苦になる程ではないです。
いつも来る時は野沢温泉のシンボル『大湯』、野沢温泉では珍しい濁り湯の『十王堂の湯』、野沢温泉の中では比較的温度が高くない『熊の手洗湯』、美しいグリーンの『瀧の湯』を中心に回るので13ある外湯の中でまだ4カ所が未入湯でした。
今回は未入湯の4湯を巡る事にしました。
先ずは駐車場から近い『横落の湯』からまわりました。
此方は大学一年生の時弟と2人でスキーバスから降り立った時一番初めに目に入った外湯でしたが、30年経った今回初めて入浴しました。
此方は中央バスターミナルの向かいに有ります。
2年前には無かった撮影禁止ステッカーが(^^;)。
ルールに従い浴室の撮影は控えます。
野沢温泉の外湯は昔24時間入れたのですが、観光客が酔って外湯で一升瓶を割ったりしたことから今は朝5時から夜11時(11月~3月は朝6時から夜11時)までとなりました。これ以上規制が増えないようマナーを守って利用したいものです。
外湯ごとに十二神将が割り当てられ、宿泊者以外の外来者は賽銭として協力金を支払って入浴します。
石造りの浴室の中央に四角いこじんまりした浴槽があり、硫黄の香りのする無色の源泉が掛け流されています。
入浴者のお一人に声を掛けられました。新潟から来たと言うその方は道の駅信越さかえで私の隣に駐車していて、さっき村営駐車場に車を停めてきたと言う事で同じ道筋を通られたとの事でした(^^)。
冷えた体には初め熱く感じましたが、慣れてからは適温に感じ気持ち良かったです(^^)。
横落の湯の向かいにある中央バスターミナルには私が大学生の頃、平日でも何台もスキーツアーのバスが到着して賑やかでした。
中央バスターミナルから少し上がった所に庄平蕎麦が有りますが、その隣のカラオケは昔はディスコでした(笑)。
スキーに来る時もボディコンの服を持参して夜はディスコというのがバブル期のスタイルでした(^▽^;)。
バスターミナルの駐車場や観光案内所ではマップが入手できます。此方は湯巡りにとても重宝します。
未入湯の外湯、2湯目、秋葉の湯を目指しました。
途中に道祖神がありました。今年はコロナで中止になったそうですが毎年1月には道祖神祭が開催されるそうです。
大学1年の時弟と泊まった民宿が有りました。今は営業していないようです。貧乏学生でしたので確か『ビッグホリデー』の『ベンチャー』という格安クラスのツアーに参加したと思います。一番安いコースなので宿も民宿になりますが、野沢温泉は何処に泊まっても外湯に入れるので食事さえ我慢すれば問題なしです(笑)。
蛇足ですがもっと安いコースに『ミステリーツアー』というのが有り、空いた所に入れられるので前日まで行き先が分からないのですが、一度申し込んだところ(この時も弟と二人で)、斑尾高原のペンションでまずまずでした。
この民宿ゆきやは秋葉地区に有るのですが、この時は下部にある十王堂の湯に入ったので秋葉の湯は未入湯だったのです。
秋葉の湯も石造りの浴室の真ん中に四角いこじんまりした浴槽が有り、そこに源泉が注がれ溢れた湯が流れてゆくとてもシンプルなものでした(^^)。
外は良く晴れて明るい日差しが浴室に差し込んでキラキラしていました(*^^*)。
横浜から来たという若い方が後からいらしたのですが、ご友人が秋葉の湯の近くに住んでいて1ヶ月に1度は野沢温泉に来るとの事でした。
温泉の話やスキー場の話を暫ししました(*´▽`*)。
秋葉の湯から出てからスキー場まで上がってみました。
距離も坂の斜度も結構しんどかったです(^^;)。
大学1年の時スキー靴を履いて、手にはスキー板を持ってこの坂を登るのはかなりきつかったです(*_*;。今やれと言われたら出来ないかも(^^;)。
スキー場のセンターハウスが新しくなり、長坂ゴンドラも架け替えられるそうです。山麓から山頂まで8分で結ばれるとか。
来週オープン予定のようですが、山頂部からオープンするのでしょうね。
元来た道を途中右斜めに入って、未入湯3湯目の松葉の湯へ。
浴室は階段を上った2階で1階には洗濯場が有ります。
手前の木の箱は温泉卵を作る箱で、十王道の湯などにも有ります。
此方も浴室の造りは秋葉の湯や横落の湯とほぼ同じです。
熱めですが普通に入れる温度で出るまで独泉でした。
洗濯場も入浴出来てしまいそうな広さです(^^;)。
松葉の湯を出てから大湯通りのフキヤへ。
いつもの様に栗入り温泉饅頭を買いました(*^^*)。
大学の頃初めて来た時、十王堂の湯から出て温泉街を散策した時に一つ買って食べたらとっても美味しかったので、来る度に必ず買うようになりました(*´▽`*)。
私の中では日本で一番美味しい温泉饅頭です(笑)。
栗が餡子と合うのです(*´▽`*)。
コロナの影響で先月までは土日しか製造していなかったとの事で、とてもラッキーでした(^^)。
麻釜の手前に足湯が出来た様なので行ってみました。
洋風の足湯と和風の足湯が有りました。少し温めですが足湯に浸かりながら画像の整理などをしました。
温泉卵を作る為の湯桶も有りました。
その後大湯と並び野沢温泉のシンボルである麻釜(おがま)へ。
野沢菜を湯がく風景は野沢温泉の紹介などには必ずと言って良い程載っていますね。
麻釜を見学した後はいよいよ未入湯の外湯ラストの新田の湯へ。
表に還元系温泉認定書が貼り出されていました。
還元系温泉とは浴槽における温泉水が源泉の特性と比して大きく異なることなく、浴用として合理的に提供されていることを示すものだそうです。
新田の湯は最近立て直された様で真新しい感じでした。
月曜と金曜は清掃後に湯が溜まるまで入浴しないようにという注意が掲出されていましたので浴室をのぞいてみると、湯がなみなみと溜まっていたので入りました。
しかし、めっちゃ熱い(゚Д゚;)。
温度調整の水が一切注がれない状態で熱い源泉がドバドバ注がれているので手も入れられない位熱いです(;・∀・)。
しかも浴槽がそこそこの大きさなので思い切り水で埋めようとしても入れるようになる気配すらありません(>_<)。
ケロリンの洗面器に湯を入れて水で埋めて浴びました。
これで外湯13湯全て制覇!!で良いのでしょうか(^^;)。
でもいつまで経っても入れるようになりそうに無いので浴槽に浸からずに出ました(-_-;)。
このまま野沢温泉を去るのはなんだか後味が悪い(^^;)。
かなりご無沙汰している外湯に入って〆ることにしました(^_^)/。
という事で大学2年の時に家族と親戚とで来た時に入った麻釜湯に入る事にしました。
麻釜湯も熱かったです(;・∀・)。
しかし浴槽が小さいので水で埋めたら入れました。全身真っ赤になりましたけど(笑)。
46度位までは入れる自信があるのですが、野沢温泉は源泉温度が高めなのでそれ以上の温度も多々あります(^^;)。
今回の野沢温泉紀行は学生時代のスキーツアーの思い出も辿ることが出来て、いつもとは違う楽しみ方が出来ました(*^^*)。
また新しい発見も多く、益々野沢温泉が好きになりました(*^▽^*)。
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車に戻り次の行き先を検索。
折角此処まで来たのですから栄村の秋山郷に行きたいと思いネット検索や電話をしてみましたが、どの旅館も本日休館(^^;)。
旅館の日帰り入浴の場合、お客の少ない日は休館になっている場合が良くあります。
さっき秋葉の湯でご一緒した方の話だと、志賀高原の横手山や熊の湯はスキー場がオープンしているとの事であの界隈の温泉旅館ならやっているだろうと踏んで、ほたる温泉の喜楽ホテルに確認の電話をしました。
熊の湯温泉ホテルもやっているとは思ったのですが、昨年も入っているので最近ご無沙汰しているほたる温泉を選びました。
喜楽ホテルは昨年11/13にリニューアルして名称がホテル2307と変わったそうですが14:00から日帰り入浴を実施しているとの事なのでR117、R292で向かいました。
途中道の駅北信州『やまのうち』に立ち寄りました。
此処のお蕎麦は美味しいのです(*^▽^*)。
3度目の天ざる蕎麦(*´▽`*)。
天ぷらは竹輪と野菜で高級な食材は無いですが、美味しいお蕎麦とこの天ぷらのボリュウムで880円はコスパ高いです( ̄▽ ̄)。
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此処から志賀高原に上っていきます。
琵琶池より先、日陰には道路に結構積雪していてスタッドレスを履いていても慎重に運転しないと滑ります(^^;)。
熊の湯、硯川の旅館街手前の平床には平床大噴泉が有ります。
ちなみに熊の湯温泉は熊の湯温泉ホテルの自家源泉。硯川温泉は硯川温泉ホテルとホテル一望閣が各々自家源泉を持っているとの事で、その他の宿がほたる温泉を引いているのだそうです。
かなりの音と蒸気です。※動画でご確認ください。
此処で湧出した源泉がこれから行くホテル2307にも引かれているのです。
玄関に入るとスタッフの方が『お電話下さった方ですね。』と丁寧に4階の浴場まで案内して下さいました。
日帰り入浴料金は500円。ずっと据え置きの様です(#^^#)。
お客は私だけだそうです。とっても贅沢です( ̄▽ ̄)。
湯はやや温めで私の好みの温度です(^_^)v。
展望風呂からは横手山と
熊の湯スキー場を眺めることが出来ます\(^o^)/。
泉質は単純硫黄泉で優しいお湯です(*´▽`*)。
ほたる温泉に初めて入ったのは25年前で、弟とスキーに来た時に泊まったホテルハイツがほたる温泉を引いていました。
前橋に住んでいた15年位前、何処かの旅館が無料開放していた風呂が有ってそこにも何度か入りました。
展望風呂の洗い場は7人分。
大き過ぎず丁度良いサイズのお風呂でした(*´▽`*)。
1時間ちょっと、一人でゆったりした時間を贅沢に過ごしました(*^^*)。
風呂から上がり横手山と熊の湯スキー場を眺めに行きました。
※こちらのブログも併せてお読み頂ければ幸いです。
ホテル2307の目の前のには25年前に弟と泊まったホテルハイツが有ります。
空は25年前に来た時の様に晴れ渡っていました。
横手山第2リフト乗り場のある陽坂より先は冬季通行止めです。
冬季にこの地を訪れたのは25年ぶりで、あの頃の楽しかった事を思い出しながらちょっとセンチな気分で帰路につきました。
硯川温泉ホテルとホテル一望閣の硯川温泉は緑色の濁り湯だそうでまだ未入湯ですので、いつかまたこの地に訪れたいと思います(*^^*)。
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