ボウリング場が受けているコロナウイルスの影響

朝日新聞デジタル 都知事、バーなどへの出入り自粛要請 独自支援策も検討

東京都の小池知事は30日、都民にバーやナイトクラブへの出入りを自粛するよう要請。また平日の昼もなるべく外出を控え自宅で仕事をするよう求めました。

バーやナイトクラブだけでなく、カラオケ店やその他の飲食店、旅館業などコロナウイルスの感染現場になる可能性が有るとして、客数が激減しています。

これは東京都に限った事ではなく、また直近に始まった事でもありません。

岐阜新聞WEB ボウリング場ため息 子ども会や送別会「団体8割キャンセル」

私が懇意にして頂いているセンターでも子供会などの団体予約はほぼ100%キャンセルだったそうです。

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特に2月、3月は学年の切り替わりや春休みなどと重なり団体予約がボウリング場の収益の多くを生み出す月です。

ボウリング場にとって常連であるマイボウラー、センター会員は収益の安定化を図るのに不可欠な存在です。来店頻度が高く投げるゲーム数が多いので。

しかしその反面1ゲームあたりのディスカウントや大会での報償といったキャッシュバック(商品券にて)、またプロチャレンジにおけるプロに対するギャラなど経費も多く、利益率としては高くないと言う面もあります。

それに対して一般ボウラーの団体予約は1ゲームあたりの単価が良いので利益率が高く、貸靴料金も徴収できます。またゲーム数も一般的なコンペだと2ゲームが多いので比較的短い時間で利益が確保できます。

また団体ですと基本的に予約ですので、限られた営業時間内に限られたレーン数を効率良く稼働させることが可能になります。

よってこの時期の団体予約キャンセルは各ボウリング場にとって大きな痛手なのです。

そこへきてコロナウイルス感染の状況は益々悪化。

ボウリング場にとって安定した収益源であるマイボウラー、会員ボウラーを主な対象とした『プロチャレンジ』も自粛による中止や延期を余儀なくされています。

またコロナウイルスが蔓延する以前からボウリング場の閉鎖は止まりません。

プロボウリングトーナメントの会場だった福岡の博多スターレーン、プロボウラー資格テスト会場であった大阪の桜橋ボウルがビルの老朽化によって閉店。

つい先日は大阪の弁天町グランドボウルも閉店いたしました。

どうしたら良いのか私に分かるはずはないのですが。。。。

一つ思うのは出入りを自粛するように要請する一方で営業に対する判断は各企業任せというのは曖昧なように感じますので、ここまで来たら行政の判断で『緊急事態宣言』を発令し、期間を決めて完全にコロナウイルス感染の温床となりうる施設商店を閉鎖、早期にコロナウイルス感染爆発の危機を越えてから営業再開する方がこのまま中途半端な開店休業状態より良いのではないかという事です。

ではその間の休業補償はどうするのかと問われるとお答えできないのですが、ズルズルこのまま時間だけが経過するよりは良いと思っております。

私自身現在ボウリング場への出入りを控えています。

コロナウイルス感染が終息したのちに、投げられるセンターが無くなっていたなんて事にならない事を切に願うばかりです。

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たかし

温泉とボウリングをこよなく愛する、冴えないアラフィフの独身オヤジ。