年越しを栃木県那須塩原市の親類宅で過ごすので、12/30の仕事納めの後R16とR4BPで宇都宮へ。
そしてR4、R121、R352で南会津を目指しました。
数日前に30日から元旦に掛けて山は大荒れになるので不要不急の外出は控えるように国土交通省から通達が有りましたが、そこまで大した事は無かろうと凝りもせずに進んで行きました。
矢板辺りでは全く降雪も無く路上に雪も無かったのですが、塩原に入ると雪が降り始めました。
中塩原を過ぎる頃になると雪は強さを増しました。
しかし山王トンネルを抜けても想像していたほどの降りでは無かったので『道の駅たじま』で停まらずに、R352の中山トンネルを抜けた先の『道の駅番屋』に向かいました。
流石に雪は強さを増し、気温も-7度まで下がりました(;・∀・)。
今回は前回-5度の『道の駅六合』であまりに寒かった反省から(冬の群馬 尻焼&猿ヶ京&湯宿)厚い布団と厚い毛布を増備したので寒さは苦になりませんでした。
しかし4時間ほど後に目を覚ますと車は雪だるま状態でした(゚Д゚;)。
気温が低いので雪は軽いのですがとにかく寒い(*_*;。
何とか雪を退けて視界を確保してから秋に再訪した木賊温泉の岩風呂に向かいました。
10年程前の大晦日から元旦に掛けて、やはり大雪の中この道を進んでいたところ余りの積雪で車が前に進まなくなり(ひざ上までの積雪でした)、止む無く引き返した事が有りましたが、除雪車が頻繁に除雪を行ってくれていたお陰で、今回はそこまでの状態ではありませんでした。
しかし、木賊温泉の岩風呂入口に到着すると。。。。。
湯小屋が無い状態で積雪が多い為1月~3月まで入浴不可という掲示が(*_*;。
この日はまだ大晦日ですが
岩風呂に近付ける状態では無かったです(;´Д`)。
2月に続き雪見露天風呂どころではない状態で山を下る事になりました。
しかし折角ここまで来たので桧枝岐村の『燧の湯』はやっていないかと検索したところ、大晦日は朝6時から営業しているとの事で、よせばよいのに桧枝岐村に向かいました。
『燧の湯』に到着はしましたが建物近辺の駐車場は全て雪に埋もれて駐車できない状態でした。
いや、温泉に浸かっていたら車は走行不能になるという恐怖を感じる位の大雪になったので
『命を守る行動』
を優先させて栃木に戻る事にしました。
R352を戻りましたが元来た中山峠ではなくR401からR289の駒止峠経由のルートを選択しました。
何故なら16年前に中山トンネルを抜けた消雪区間のカーブでスリップして雪の壁にぶつかる自爆事故を起こした事が有るからです。
そして事故にはならなかったものの2月にも同じ場所でスリップを経験していたからです。
『大雪で走行不能になったり、滑って事故ったりした冬の奥会津の怖さ』
を良く分かっているのに本当に思慮が浅かったと反省しました(・_・;)。
冬季は安易に自然環境の厳しい地域には近づかない様にしようと思います<m(__)m>。
冬の奥会津に比べると塩原は優しかったです。
気温-2度も温かく感じました(^^;)。
向かった先は奥塩原新湯の共同浴場です。
日塩紅葉ラインの塩原側ゲート手前にある新湯爆裂噴火跡周辺には温泉宿と『寺の湯』『むじなの湯』『中の湯』という300円で入れる共同浴場が有ります。
あいにく紅葉ラインから階段を下った所にある『むじなの湯』は故障中で、紅葉ラインに面した『寺の湯』は入浴者が沢山いそうでしたので、紅葉ラインから少し上がった所にある『中の湯』に行きました。
『中の湯』はpH2.6の酸性硫黄泉が掛け流されています。
行った時間は誰も入っておらず『独泉』でした。
いつもは身体が冷えた状態で入ると結構熱くて体を慣らすまでちょっと大変なのですが、この日は割とすんなりと入れました。
逆に身体が慣れてくると温いかなぁと(^^;)。
バルブを全開に開けても源泉の量はいつもの3分の1以下です。
外で作業をされている方の話声からすると寒さで配湯管が途中で凍ってしまい、湯の量が減ってしまっているようです。
しかし、40度ちょっと欠ける位の湯加減でしたので、ぬるめの湯に長く入るのが好きな私にとってはおあつらえ向きでした(*´▽`*)。
15分程一人で入っていると、千葉からいらしたという温厚な男性と、大人しそうな息子さんがいらしたので温泉情報を交換しつつ長湯しました。
その方達と入れ違うようにいらした高崎から来たと言う男性と話しながら、延べ1時間半程ぬるめの『中の湯』を楽しみました(*^▽^*)。
親類宅に行くのは夜を予定していたので、『中の湯』を出た後、今度は那須湯本を目指しました。
那須湯本も-5度と寒かったです(^^;)。
那須湯本に行くと必ず湯元の『鹿の湯』に入るのですが、大晦日で混んでいるかも知れないと思い今回初めて『小鹿の湯』に行ってみました。
しかし『小鹿の湯』もキャパにしては入浴客が多かったので、やはり定番の『鹿の湯』に入る事にしました(^-^)。
『鹿の湯』は最後の写真の様に浴槽が分かれており、68度の酸性硫黄泉が掛け流されています。
湯の投入量により男湯は41度、42度、43度、44度、46度、48度の浴槽が設けられています。
低めの温度の浴槽は子供連れで混んでいたので、比較的すいていた44度の浴槽に入りました。
特に熱く感じなかったので更に空いていた46度の浴槽へ。
思ったほどは熱くない。
ならば今まで脹脛を浸けただけで熱さで退却していた48度の浴槽にトライ。
2~3分、肩まで浸かることが出来ました( ̄▽ ̄)。
もっとも浴槽から出る時は脹脛辺りが熱さでピリピリして『熱湯コマーシャル』の様なリアクションをとりましたが(^^;)。
『鹿の湯』常連さん持参の水温計では47度を指していたので1度低かったから、入れたのかも知れません^_^;。
このレベルになると1度の差は大きいので(^^;)。
48度(実際は47度)の浴槽に2~3分入っては出てを5セット位やってから46度の浴槽に入ると適温に感じました(*´▽`*)。
この前行った猿ヶ京温泉長生館の野天風呂が丁度この48度の浴槽と同じ位の温度でしたので、その後入った熱いと噂の湯宿温泉湯本館の混浴大浴場(約45度)が適温に感じたと言うのは、間違いないようです。
ぬる湯に長く入るのが好きですが、そこそこ熱い湯にも適応できるようです(^^;)。
2020年の温泉紀行を『鹿の湯』の最高温度の浴槽で〆られて良かったです(*´▽`*)。
ランキングに参加しております。バナーをクリックして頂けると励みになります<m(__)m>