今からお話しする話はけっして『モテ自慢』などではございません(;´Д`)。むしろその逆で、あまりに女性に縁が無かったために『女心』というやつが理解できず、その結果毒殺されそうになったと言う恐怖の実話なのです(;・∀・)。

最近はカロリーを気にして行く回数を減らして居りますが、以前私は自称『カレーの王子様』

(ん?今は『加齢のおじ様』だと!!大きなお世話じゃ!!)

と言うくらいインド料理屋さんに通って居りました。

写真はイメージです 1

17年前に単身赴任先の宇都宮から前橋に越した際も、予め前橋出身の同僚からインド料理屋さん情報を仕入れ、引っ越した当日か翌日にはR50から前橋駅に向かった所に有ったインド料理屋さんに足を運んでいました。

そのお店で働いていたのは殆どが外国人の男性でしたが、一人20代の日本人女性が働いていました。

その『Mさん』はいつもカウンターの中に居て、私は『お一人様』でしたので毎回カウンター席に座るので、話をする事が増えていきました。

その1年半位前に私は親同士の挨拶も済んで結婚秒読みまでいっていた彼女と別れ、新しい彼女も出来ずでした。

前橋の新しい職場には前橋出身者があまり居なかったので、カレーを食べに行きがてらその『Mさん』に前橋のタウン情報を聞いたり、取り留めの無い話をするのが楽しみになって居ました。

しかしデートに誘うとか具体的なアクションは一切して居らず、『常連客とお店のスタッフ』という間柄を崩す事は有りませんでした。

そして事件が起こりました。

私に彼女が出来たのです。

宇都宮時代に当時の彼女と別れてから、私はとあるブログサイトに登録してブログを書き始めました。

このブログの内容とあまり変わらない取り留めの無い内容でしたが、そのブログがネットサーフィンをしていた前橋在住のとある女性の目に留まります。

その女性は

『宇都宮の人だし一生会うことは無いだろう。』

と思って居たそうですが、私はその数か月後に彼女の住む部屋から200メートル位の場所に出来た、前橋の新しい拠点に異動する事になったのです!!。

その読者の女性は私と同じブログサイトに登録し、私の目に付くようにブログを書き始め、コメントのやり取りを経て私達はお付き合いする事になったのです(;・∀・)。

ドラマの様な展開ですが、実話です。

彼女は同い年でしたので当時30代半ばでしたが綺麗な人でした。

私の職場内でも話題になる位綺麗な人で、周りから羨ましがられました。

仕事が終わると前橋市内の飲食店で一緒に食事する事が多かったのですが、ある時『Mさん』が勤めるインド料理屋さんに2人で行くことになりました。

私としては『Mさん』とは仲良く話をしていただけで口説いた事など一度も無いので、後ろめたい事など一切有りません。

いつものカウンター席ではなく、四人がけのテーブル席に座り、カレーやタンドリー料理等を注文して、彼女と楽しい時間を過ごして居ると『Mさん』が手に注文していないカレーを持って私達の席にやって来ました(;・∀・)。

写真はイメージです 2

『カシミールカレーです。サービスですのでどうぞ。』

微笑む『Mさん』ですが、目は笑って居ませんでした(;・д・)。

直径7~8センチの円形の銀の器に入ったカシミールカレーは、骨付きの鶏肉が入っていました。

そしてどす黒い色をしていました(゚Д゚;)。

もう嫌な予感しかしません(-_-;)。

カシミールカレーは確かに辛口のカレーです。

しかし、そのカシミールカレーは辛いを遥かに超えて痛かったのです(;´Д`)。

ホントに『Mさん』とは店員さんと常連客という間柄で、仲良く話していただけなのよ。。。。

復讐されるような事は神に誓ってなんもしてないのです( ノД`)シクシク…。

しかし当時の私は『Mさん』を傷付けてしまった様な気がして、その『痛い』カシミールカレーを残さず食べたのでした(;´Д`)。

写真はイメージです 3

店から出ると彼女が

『カシミールさんたかし君の事が好きだったんだよ(*´▽`*)。それにしても凄かったよねあのカレー(´▽`*)。』

と何故か嬉しそうにキャッキャとはしゃいでました(^^ゞ。

※この日から私達の会話では『Mさん』は『カシミールさん』になりました。

彼女としては『カシミールさん』に勝利した優越感でいっぱいの様でしたが、たかが俺だぞ?お前らおかしいよ(-_-;)。


しかし本当の悲劇は翌朝にやって来ました(>_<)。

トイレから出られない。。。。。。。

そして彼女にメールすると、彼女も恐怖のカシミールカレーを一口食べただけだったのに同じくトイレから出られないと言う惨状でした(;´Д`)。

その後私は心臓の血管が詰まりかける『狭心症』を患い入院。

埼玉から来た私の母の送り迎え等を彼女が献身的にしてくれた事も有り、彼女と結婚かというところまで行ったものの、そうそう上手くいかず1年程で彼女とサヨナラしてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ。

どんなに劇的な出会い方をしても上手くいかないもんは上手くいかないもんです(*_*;。

『カシミールさん』が勤めていたインド料理屋さんはその数ヶ月前に閉店していました。

そして私は次なる赴任地、栃木県佐野市へ。

さようなら前橋。

さようなら俺の短かったモテ期(´;ω;`)ウゥゥ。

おしまい。

併せて此方もお読み頂くと私のすっとこどっこいぶりが良く分かります。

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たかし

温泉とボウリングをこよなく愛する、冴えないアラフィフの独身オヤジ。