12/20の仕事を終えてから、道の駅六合に向かいました。
12/21は休みで12/22は早朝から前橋の心臓血管センターで14年前に患った狭心症の定期検診がある為、21日早朝から尻焼の川風呂に入ろうと思ったからです。
12/11に猿ヶ京温泉長生館の野天風呂と湯宿温泉に行こうと計画しましたが、あいにく長生館が休館日で越後湯沢に行き先を変更したので、そのやり直しをしようと思ってなのですが、また休館日だったら困るので先ずは必ず早朝から入れる尻焼に向かう事にしたのです。
道の駅六合に着くとマイナス5度の極寒でした( ゚Д゚)。
靴下を履いていても寝袋に入って薄い毛布を掛けただけでは、爪先が冷たいを通り越して痛かったです(>_<)。
次回からは布団と毛布の増備を心に決めました(;^ω^)。
明朝は日の出前に尻焼温泉に向けて出発。
花敷温泉から尻焼温泉までは結構な凍結路でした(^^ゞ。
駐車場に着くと他に車は無し。
足元に気を付けて進みます。
橋から川湯を見ると湯けむりが立ち上っていました。
川の脇の設けられている岩風呂ですが、以前はもっと勢いよく源泉が注ぎ込んでいて、夏季などは熱くなりすぎるので竹で湧出口を塞いで温度調整していたのですが、今は源泉投入量がかなり減ってしまい、川湯よりもぬるい事が多くなりました。
この一段高くなった所が天然の露天風呂です。お湯が下流に流れ川のせせらぎとなっています。
川湯の上流は冬季は凍結するので上流から川湯への水の投入が少なくなるため、冬季は湯温が安定します。
逆に梅雨などは雨で川の水かさが増して川湯はぬるくて入れなくなります。
冬の早朝は幻想的で特に好きです。
湯が流れ落ちて川となるせせらぎの音と小鳥のさえずりしか聴こえてきません。
川底の至る所から源泉が湧き出しています。
川なので深さも場所によりまちまちです。
草津に抜ける細い道が通っていますが通行する車は殆ど無いです。
静寂の中川底から湧き出すカルシウムナトリウム硝酸塩泉を、約2時間半に渡り存分に楽しみました(*´▽`*)。入ってから出るまで独泉でした。
本当にこのロケーションとこのお湯を無料で楽しめるなんて天国です\(^o^)/。
車に戻り先々週休館だった猿ヶ京温泉の長生館に日帰り入浴を実施しているか電話で問い合わせました。
女将さんらしい方が電話対応して下さいました。日帰り入浴を実施しているとの事なので野天風呂も大丈夫か確認すると
『ウチは階段が80段あるのでどうしてもという方には長靴をお貸ししていますが。。。怪我でもすると。。。野天風呂は入れるんですが。。。』とちょっとお勧めでは無い感じでした(^^;)。
数日前に大雪が降ったのでもし積雪量が半端なくて危険だったら内湯に入ればいいかと思い猿ヶ京温泉に向かいました。
みなかみ町に入ると積雪が増えてきました。
元々猿ヶ京温泉は『笹の湯・湯島温泉』と呼ばれた温泉街でしたが昭和33年に出来た赤谷湖の湖底に沈み、移転して猿ヶ京温泉と名前を変えたそうです。
猿ヶ京温泉の温泉街を進み長生館の近くまで来ると結構な積雪でした。
フロントには電話に出た方より若い女性がいらっしゃいました。電話で問い合わせた旨を伝えると
『野天風呂ですね。階段は急なので手すりを使って気を付けて降りて下さい。もしぬるかったら湯口の近くに入ってください。今入ってる方はどなたも居ません。』
との事でした。
ネットの記載では野天風呂の日帰り入浴は600円でしたが、500円でしたので得した気分になりました(^^)。
野天風呂に向かう階段の手前に飲泉所が有りました。
最近飲泉所ってあまり見なくなりましたね。
飲泉してから階段に向かいました。
階段は除雪されていて特に大きな危険は無さそうでした(´▽`*)。
男湯は手前、女湯は奥にあります。男湯の左側に男性用の脱衣所が有りました。
脱衣所内も雪が積もっていました(^▽^;)。
55度のカルシウムナトリウム硝酸塩泉が全く手の加えられない源泉掛け流しで利用されています(*´▽`*)。
大きな露天風呂が有るだけのシンプルな造りです(*´ω`*)。
雪をかぶった谷川連峰が近くに見えます(*´▽`*)。
定番の『ケロリン』の洗面器が有りました(*^^*)。
さて足を入れてみると
熱い(;・∀・)。
入れない程では無いですがピリピリくる熱さです(^^;)。
どうやら昨日ぬるかったので今日は源泉の投入量を増やしたようです(^^ゞ。
湯口から離れた場所に入りましたがそれでも長く入っているのは大変なので、熱くなったら出て身体を冷やす、冷めたらまた入るを繰り返しました(^^;)。
湯口は2か所で熱い源泉が勢いよく注がれます。
雪山を眺めながら出たり入ったりを1時間程繰り返しました(*´▽`*)。
野趣あふれる良い露天風呂でした(´▽`*)。
次の行き先は先々週のもう一つの忘れ物(笑)。
湯宿温泉です。
湯宿温泉の湯本館に日帰り温泉の問い合わせを電話でするとご主人が、『今風呂掃除をした後で湯が2/3位のたまり具合なので1時間後くらいに来てください。』との事でした。
猿ヶ京温泉から湯宿温泉までは6キロ位しか離れて居ないので道の駅たくみの里で時間を潰してから湯本館に向かいました。
湯宿温泉は前橋に住んでいた12~13年前からR17で前を通る度に気になっていました。昔つげ義春の漫画で名前を聞いたことが有るので。
しかしR17からどの様に入って良いのか分からず、通過を繰り返していました。
湯宿温泉の温泉街は非常にコンパクトで道も狭いです。温泉街に入ってから湯本館に電話を入れて位置を伺ってようやくたどり着きました(^^;)。
女将さんに車を何処に駐車したら邪魔にならないか聞いて車を停め館内へ。
日帰り入浴料金600円を払って混浴大浴場へ。
※混浴大浴場の他に女性用の浴場が有ります。また大浴場にも女性専用時間が設けられています。
途中の廊下から源泉が見えます。
脱衣所には湯宿温泉の由来が掲出してあります。
円形の浴槽の向こうに岩が有ります。
女将さんに
『ウチは熱いから良くかき回して入ってください。』
と言われましたが、この時はたまたま熱く無かったのか直前に入った長生館の野天風呂が熱かったからなのか、そんなに熱くは感じず適温に感じました(*´▽`*)。
円形の浴槽は真ん中あたりが少しくぼんでいます。
奥の岩の辺りから62度の源泉が湧き出すような形で投入され、少し冷まされてから浴槽に投入されています。
この湧き出している辺りを触るとかなり熱いです(^^;)。
白い堆積物が成分の濃さを物語っているように思いました(*´ω`*)。
此方も1時間程入浴しましたが、出るまで独泉でした(^^)。
この日入浴した尻焼温泉、猿ヶ京温泉、湯宿温泉はすべてナトリウムカルシウム硝酸塩泉でしたが、それぞれ特徴があって楽しむことが出来ました(*^^*)。
念願の長生館の野天風呂と湯宿温泉に初入湯出来ましたが、もっと早く入っていれば良かったと思いました(*´▽`*)。
帰りに永井食堂に寄って楽しい一日を締めくくりました(*^▽^*)。
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