3/23に仕事を終えたその足で向かった先は西伊豆の戸田(へだ)でした。
スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えたので寒い方には行けないのと、暖かい場所なら桜も開花しているかも知れないと思ったからです。
ところが厚木、平塚を過ぎて小田原に入った時には結構な雨(*´Д`)。
その上電光板の交通情報では『箱根新道雪の為スリップ注意』の表示が(゚Д゚;)。
気温は2度まで下がっていましたがミゾレでしたので問題なく箱根を越えられました(^^;)。
自分の運転で箱根を越えたのは初めてでしたが、流石は『天下の険』と謳われた事は有ります。
その昔、丹那トンネルが開通するまで東海道線は御殿場線まわりでしたが、時間短縮の為峠用の補機を走行しながら解放したという話もあり、箱根は昔から旅人にとって大変な場所であったことが良く分かりました。
さて、三島に降り立った後沼津にむかいR414で夜の海のすぐ脇を走った後峠に向かい、降りたところが最初の目的地『道の駅くるら戸田』です。
まだオープンして5年の綺麗な道の駅です。
此処で仮眠。
この『くるら戸田』は海まで数百メートルいう立地です。海にぶつかった戸田三差路周辺は漁港で、漁協と関連施設、水産加工場やお食事処が軒を連ねています。
そして海の向こうには神々しい富士山が見えました(*´▽`*)。
底引き網漁の漁船と松原の向こうに鎮座する富士山。
いつも富士山の北側からしか見ていない私には特に感動的な姿でした。
安藤広重が富士に魅了された気持ちがわかる気がしました(笑)。
今日最初の目的地、堂が島の浮島温泉しおさいの湯に向かいます。
戸田から土肥までは県道17号線を行きます。途中狭くカーブも多いですが景色がとても良いです♪
途中観光名所の『恋人岬』があったので、まだ温泉のオープン時間までかなり時間も有るのでオッサン一人で行ってみました(笑)。
快晴で穏やかな天気でしたので見晴らしがとても良かったです。また日頃の運動不足解消の為に歩きましたが帰りはかなりしんどかったです(^^;)。
土肥の市街地を抜けて国道136号を進みます。
R136を途中で右折し案内看板の所で左折、道幅の狭い道を海に向かって下りて行くと町営のしおさいの湯が有りました(*´▽`*)。
結構早くついてしまい、オープン前に並んで一番で入りましたが暫く独泉状態でした(^^;)。
脱衣所は簡素です。
残念ながらロッカーは100円が返ってきません。
そしていよいよお風呂とご対面(≧▽≦)。
こじんまりとした浴室ですがオーバーフローが半端ないです(*´▽`*)。
是非動画でご確認ください(*^▽^*)。
非常にコンパクトな造りですが源泉が大量に掛け流されていて湯の鮮度は良いです(≧▽≦)。
pH8.8、源泉温度52.4度のカルシウム、ナトリウム、硝酸塩泉が使用位置42.0度で掛け流されていますが加水と加温が有ります。
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これは何故かというと以前しおさいの湯の近くに源泉があったそうですが、2011年の東日本大震災で湯が出なくなってしまい、山の上に有る旅館『銀水』から引き湯して使うようになったのだそうです。
夏場は加温の必要は有りませんが冬場は引き湯の距離が長い為湯温が足りなくなり、加温した水を投入して湯温を上げる為に加水と加温ありなのだそうです。
なので夏場の方が手を加えていない湯に入れるわけですが、冬場の足し湯も大した量ではないので気にする程ではなさそうです。
後からいらした地元の温泉好きな男性のお話では、この近くの別の温泉施設の湯とは出た後の汗の出方が目に見えて違うとの事でした(*^。^*)。
逆に近くに源泉があった時は塩素系消毒剤を使っていたそうなので、そういう面では今の方が良い湯だともいえそうです(^ω^)。
結構な長編になりましたがもう一湯此方に記して前編を終わりにしたいと思います(#^^#)。
今回西伊豆に来たのは中学生の時以来になります。
その時に来たのが土肥温泉なのですが、今回は土肥温泉の公共浴場『弁天の湯』に入りました(≧▽≦)。
弁天の湯はナビで直ぐに分かったのですが、駐車場が分からず一度通り過ぎてから戻ると漁港に弁天の湯の駐車場が設けられていました(*´▽`*)。
駐車場から道を隔てた場所に弁天の湯が有ります。
新しく綺麗な建物で、1階は地域の公民館です。
階段を上がると弁天の湯の玄関が有り、玄関を開けると券売機が有るので券を買って中へ。
入浴券は県外者でも大人500円とリーズナブルです\(^o^)/。
土肥温泉の温泉旅館の日帰り入浴は1000円~1500円が相場の様ですので共同浴場はかなりお手頃価格です♪
券を管理人の女性に手渡します。この女性はご主人と此方の管理をしているのだそうです。
公衆浴場は4カ所あり、運営は地域に任されているのだそうです。なので休館日もまちまちです。
6カ所ある源泉のお湯を伊豆市が一度集め、4カ所の共同浴場、各旅館、施設、一般家庭などに分湯しているそうで、その時点で塩素系消毒剤を使用しているそうですが塩素臭さは感じません。
源泉温度54.3度のカルシウム、ナトリウム、硝酸塩、塩化物泉ですが湯口での温度は47度だそうです。pHは8.3の弱アルカリ性。
脱衣所に貴重品ロッカーは無いのでフロントに預かってもらうようです。
露天風呂は冬季の為か源泉の投入量が多めでしたが、この日は気温が高めだった為体感で45度位のピリピリくるくらいの熱さでした(^^;)。
内湯の方が源泉の投入量を絞っている為か42度位の入りやすい温度でした(*´▽`*)。
内湯も露天風呂も新し目で清潔です。
両方とも湯口に堆積物が見られ成分の濃さを感じます。
身体の芯から温まりました(^ω^)。
湯から出てしばらく管理人の女性に土肥や近辺の温泉事情をお伺いして弁天の湯を後にしました(*^。^*)。
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